2011年10月21日金曜日

【三菱神戸】 そうりゅう型五番艦「ずいりゅう」


三菱重工業神戸造船所(神戸市兵庫区)で20日、防衛省発注の潜水艦「ずいりゅう」(2950トン)=写真=


 〇_そうりゅう型五番艦「ずいりゅう」
 2008年 受注
   11年10月20日 進水
   13年ー3月    就役予定


【神戸新聞】2011/10/20 19:17
 潜水艦の進水式 三菱重工神戸 

 三菱重工業神戸造船所で開かれた潜水艦「ずいりゅう」の命名・進水式=10月20日、神戸市兵庫区和田崎町1

 三菱重工業神戸造船所(神戸市兵庫区)で20日、防衛省発注の潜水艦「ずいりゅう」(2950トン)=写真=の命名・進水式があった。同造船所で手掛けた潜水艦としては戦後25隻目で、同省関係者ら約260人が見守った。

 機動性を高めた「そうりゅう型」と呼ばれる最新型艦の5隻目で、2008年度に受注した。川崎重工業(神戸市中央区)と2社で受注・建造しており、5隻のうち同造船所での建造分は、今年3月に引き渡した「はくりゅう」に続いて3隻目となった。

 全長84メートル、幅9・1メートル、高さ10・3メートル。乗員65人。長時間潜行できるエンジンや水中発射管を搭載し、速力20ノットを出せるという。船内工事を経て、13年3月に引き渡す。(佐伯竜一)


【NHK神戸】10月20日 18時24分
 海自の最新潜水艦が進水

 海上自衛隊に配備される最新型の潜水艦が完成し、20日神戸市で進水式が行われました。この潜水艦は「そうりゅう型」と呼ばれる、全長84メートル、排水量2950トンの最新型で、今回で5隻目の完成となりました。建造が進められた神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所で防衛省などから関係者およそ300人が出席して、20日進水式が行われました。

式では、下条みつ防衛大臣政務官が潜水艦の名前を「ずいりゅう」と命名したことを発表し、くす玉が割られると、「ずいりゅう」はゆっくりと進水していきました。

「ずいりゅう」はディーゼルエンジンに加え、大気を使わずに液体酸素で電気エネルギーを発生させるエンジンも搭載し、これまでより長時間の潜航が可能になりました。
また、潜望鏡に映った地上の様子を艦内のモニターで見ることができ、複数の人が同時に確認できるようになりました。
「ずいりゅう」は今後、艦内の整備や試験運航などが行われたあと、順調にいけば、再来年3月には海上自衛隊に引き渡されます。

0 件のコメント: