2012年2月29日水曜日

【米海兵隊】 第31海兵遠征部隊、沖縄に残留

第3海兵遠征軍(3MEF)司令部 キャンプ・コートニー(うるま市)に残留

第31海兵遠征部隊(約2200人)残留

【北朝鮮】 南浦港へ米艦船が到着

2月28日、米上院軍事委員会の公聴会で米太平洋軍司令官ウィラードは、

平壌の南西に位置する南浦市へ、朝鮮戦争の際、北朝鮮で行方不明となった米兵の遺骨発掘事業を支援するための機材を積んだ米艦船が到着したことを明かした

3月には米国から先遣隊が発掘事業の準備のため平壌入りする予定

米国防総省によると、北朝鮮で行方不明になった米兵は約5500人と推定される。遺骨発掘事業は2005年、北朝鮮の核保有宣言などを受け中断されたが、昨年10月に両国が再開で合意した

【外務省】 ODAでシーレーン沿岸国へ巡視艇を提供

外務省 ODA 2012年2月28日

玄葉光一郎外務大臣

東京都内で講演し、シーレーン(海上交通路)の安全確保やテロ・海賊対策のため、政府開発援助(ODA)を活用して、日本の巡視艇を沿岸国に無償供与する考えを表明。

ミャンマーに対して、3月末までに防災や保健分野を支援する50億円規模の無償資金協力を行う。

 玄葉氏は「我が国の安全保障上重要な課題の推進にあたって、ODAを戦略的に活用していく。巡視艇の供与を含む、沿岸途上国の海上保安能力の向上がこれにあたる」と述べた。

 政府は巡視艇の提供が武器輸出3原則に抵触するとして、2006年に例外的にインドネシアに無償供与したことを除き、実施を見送ってきた。ただ、昨年末に武器輸出3原則を緩和する「防衛装備品等の海外移転に関する基準」を決めたことから、巡視艇の提供が可能になった。


【時事通信】2012/02/28-21:35

 玄葉光一郎外相は28日、都内で講演し、シーレーン(海上交通路)の安全確保のため、政府開発援助(ODA)を活用して沿岸国の海上保安能力を高めていく方針を示した。外務省によれば、マラッカ海峡やインド洋の沿岸諸国に対し、ODA予算を使って巡視艇を供与することを検討している。 
 外相はまた、「海洋、宇宙、サイバーといった新しい空間での国際協力が求められている」と強調。外務省に「宇宙外交推進室」を設置し、安全保障の視点から、宇宙政策をめぐる米国とのすり合わせに本格的に取り組む考えも示した。
 昨年、洪水に見舞われたミャンマーに対し、50億円規模の無償資金協力を行うと表明。円借款再開に向け、対ミャンマー援助方針の見直しを指示したことも明らかにした。