【ローマ=末続哲也】セルビアのタディッチ大統領は26日、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦時のセルビア人武装勢力司令官で、旧ユーゴスラビア国際法廷(オランダ・ハーグ)に起訴され、逃亡していたラトコ・ムラジッチ被告(69)をセルビア国内で逮捕したと発表した。
欧州諸国が「重要戦犯」と見なす同被告の逮捕は、セルビアの欧州連合(EU)加盟の条件とされており、同国のEU加盟に弾みがつく可能性が高い。
タディッチ大統領は記者会見で、ムラジッチ被告の同法廷への引き渡し手続きを進めていることも明らかにしたうえで、「これでセルビアの重荷が取り払われ、われわれの不幸な歴史が終わる」と語った。
ムラジッチ被告は、ボスニア・ヘルツェゴビナ東部スレブレニツァで1995年7月にイスラム教徒7000人以上がセルビア人武装勢力に虐殺された事件を指揮したとして、同年、大量虐殺や人道に対する罪で旧ユーゴ国際法廷に起訴された。
だが、同被告を英雄視するセルビア人は依然多く、同被告の逮捕が遅れる一因と指摘されてきた。
(2011年5月26日21時14分 読売新聞)
2011年5月26日木曜日
当局に不満持ち連続爆破か 中国江西省 2人死亡
江西省撫州市
1回目午前9時18分 撫州市検察院の駐車場で自動車が爆発 警備員1名が死亡
2回目午前9時29分 臨川区政府ビル1階 四人が負傷 →1人が病院で死亡。1人が現場で死亡
3回目午前9時45分 臨川区食品薬品監督管理局の建物そばに停めていた自動車が爆発
【ロイター】2011年 05月 26日 15:04 JST
中国江西省撫州市の政府庁舎付近3カ所で同時爆発、不満持つ農民の犯行か=新華社";
[北京 26日 ロイター] 新華社によると、26日午前、江西省撫州市の政府庁舎付近の3カ所でほぼ同時に爆発があり、少なくとも5人が負傷、自動車10台が破壊された。
爆発の原因は調査中だが、新華社が地元当局者の話として伝えたところによると、不満を持った農民による犯行とみられる。
新華社によると、現場から100メートル足らず離れた8階建ての検察当局のオフィスビルでは窓の大半が割れた。
現在のところ、撫州市政府のコメントは得られていない。
江西省には爆発物や花火に用いられる鉱山が多くあり、これまでも不満を持った人々や精神状態が不安定な者による爆破事件が起きている。
【朝日】
当局に不満持ち連続爆破か 中国江西省 2人死亡
2011年5月27日3時19分
中国江西省撫州の地元政府などで26日に起きた連続爆破事件で、国営新華社通信は、容疑者が地元の無職男性(52)だったと報じた。地元政府当局は男が強制立ち退きなどで当局の対応に不満を持っていたとみており、事前に爆破を予告していたとの情報もある。
新華社によると、少なくとも2人が死亡、6人が負傷した。容疑者の男も爆発で死亡したという。中国の地方都市では、役人の深刻な腐敗や拡大する収入格差を背景に、市民不満が高まっているが、政府機関での連続爆破は異例。
爆発があったのは撫州の検察庁舎の駐車場、同市臨川区行政センターの建物、同区薬事管理当局庁舎近くの車両。午前9時18分からの約30分間で連続して爆発が起きたという。
検察庁舎の爆発を目撃したタクシー運転手(41)は「車の中で爆発物が発火し、地響きのような爆発音がした。駐車場の車3台が焼け焦げた」と話す。8階建ての庁舎は約50枚のガラスが割れ、地面は赤茶色に焦げた。同区行政センターから500メートル離れたところにいた男性(35)は「驚くほどの爆発音だった」。
爆発前の25日未明、容疑者の男の名前で、強制立ち退きや補償に絡む地元政府幹部の汚職を批判し、「近日中に撫州で起きる爆発のニュースに注目して欲しい」とネット上のミニブログに書き込みがあった。当局が事件との関連を調べている模様だ。
撫州では昨年9月、地元政府による立ち退き命令に反対する住民と当局が衝突。住民1人が死亡、2人がけがをする事件があった。「焼身自殺だった」とも報じられ、立ち退きに絡む当局の強引な手法や腐敗ぶりに批判が集まり、全国で大きな問題になったばかりだった。(撫州=奥寺淳、広州=林望)
1回目午前9時18分 撫州市検察院の駐車場で自動車が爆発 警備員1名が死亡
2回目午前9時29分 臨川区政府ビル1階 四人が負傷 →1人が病院で死亡。1人が現場で死亡
3回目午前9時45分 臨川区食品薬品監督管理局の建物そばに停めていた自動車が爆発
【ロイター】2011年 05月 26日 15:04 JST
中国江西省撫州市の政府庁舎付近3カ所で同時爆発、不満持つ農民の犯行か=新華社";
[北京 26日 ロイター] 新華社によると、26日午前、江西省撫州市の政府庁舎付近の3カ所でほぼ同時に爆発があり、少なくとも5人が負傷、自動車10台が破壊された。
爆発の原因は調査中だが、新華社が地元当局者の話として伝えたところによると、不満を持った農民による犯行とみられる。
新華社によると、現場から100メートル足らず離れた8階建ての検察当局のオフィスビルでは窓の大半が割れた。
現在のところ、撫州市政府のコメントは得られていない。
江西省には爆発物や花火に用いられる鉱山が多くあり、これまでも不満を持った人々や精神状態が不安定な者による爆破事件が起きている。
【朝日】
当局に不満持ち連続爆破か 中国江西省 2人死亡
2011年5月27日3時19分
中国江西省撫州の地元政府などで26日に起きた連続爆破事件で、国営新華社通信は、容疑者が地元の無職男性(52)だったと報じた。地元政府当局は男が強制立ち退きなどで当局の対応に不満を持っていたとみており、事前に爆破を予告していたとの情報もある。
新華社によると、少なくとも2人が死亡、6人が負傷した。容疑者の男も爆発で死亡したという。中国の地方都市では、役人の深刻な腐敗や拡大する収入格差を背景に、市民不満が高まっているが、政府機関での連続爆破は異例。
爆発があったのは撫州の検察庁舎の駐車場、同市臨川区行政センターの建物、同区薬事管理当局庁舎近くの車両。午前9時18分からの約30分間で連続して爆発が起きたという。
検察庁舎の爆発を目撃したタクシー運転手(41)は「車の中で爆発物が発火し、地響きのような爆発音がした。駐車場の車3台が焼け焦げた」と話す。8階建ての庁舎は約50枚のガラスが割れ、地面は赤茶色に焦げた。同区行政センターから500メートル離れたところにいた男性(35)は「驚くほどの爆発音だった」。
爆発前の25日未明、容疑者の男の名前で、強制立ち退きや補償に絡む地元政府幹部の汚職を批判し、「近日中に撫州で起きる爆発のニュースに注目して欲しい」とネット上のミニブログに書き込みがあった。当局が事件との関連を調べている模様だ。
撫州では昨年9月、地元政府による立ち退き命令に反対する住民と当局が衝突。住民1人が死亡、2人がけがをする事件があった。「焼身自殺だった」とも報じられ、立ち退きに絡む当局の強引な手法や腐敗ぶりに批判が集まり、全国で大きな問題になったばかりだった。(撫州=奥寺淳、広州=林望)
学生2千人が抗議行動 中国の内モンゴル
【産経】2011.5.26 01:36
英BBC放送(中国語電子版)などによると、中国の内モンゴル自治区シリンホト市の市庁舎前で25日、モンゴル族の学生ら約2千人が、石炭採掘による環境破壊に反対していた遊牧民がトラックにはねられ死亡したことについて、抗議行動を実施した。
この遊牧民はモンゴル族で、仲間に呼び掛け炭鉱開発に反対するなどしていたが、11日に事故死。殺害を疑う住民が死亡原因の究明などを求め、24日にも抗議し、数人が拘束された。
地元の警察当局は24日、遊牧民をはねたトラックの運転手ら2人を逮捕したと発表した。(共同)
英BBC放送(中国語電子版)などによると、中国の内モンゴル自治区シリンホト市の市庁舎前で25日、モンゴル族の学生ら約2千人が、石炭採掘による環境破壊に反対していた遊牧民がトラックにはねられ死亡したことについて、抗議行動を実施した。
この遊牧民はモンゴル族で、仲間に呼び掛け炭鉱開発に反対するなどしていたが、11日に事故死。殺害を疑う住民が死亡原因の究明などを求め、24日にも抗議し、数人が拘束された。
地元の警察当局は24日、遊牧民をはねたトラックの運転手ら2人を逮捕したと発表した。(共同)
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