2012年1月8日日曜日

【英海軍】

HMS Ramsey   (M110)525トン
HMS Pembroke  (M107)525トン
HMS Middleton (M34)750トン
HMS Quorn   (M41)750トン

英映画「鉄の女」公開 サッチャー時代に脚光

1ユーロ 1月07日付け 97円88銭

 英国首相 2010年5月11日~デーヴィッド・ウィリアム・ドナルド・キャメロン(46)保守党


【産経】2012.1.7 22:41

【ロンドン=木村正人】英国で6日、1979年から90年まで保守党を率いて首相を務めたマーガレット・サッチャー(86)を女優メリル・ストリープが演じる英映画「ジ・アイアン・レディー」(邦題「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)が封切りされた。

 欧州債務危機で欧州単一通貨ユーロの欠陥が浮き彫りになる中、「小さな政府」を掲げ、自国通貨ポンドにこだわったサッチャーの功罪が改めてクローズアップされている。サッチャーは、欧州連合(EU)の前身である欧州共同体(EC)の官僚主義に批判的だった。

88年には、ベルギー・ブリュージュで「欧州は際限なき規制に縛られた狭量で内向きのクラブになりつつある」と演説。その後もECに広がる連邦主義や通貨同盟構想に強い懸念を唱え続けた。

 今回の債務危機では、与党保守党の右派の間で、自国議会より先にEUが予算案を監督できる財政規律強化策への反発が強く、キャメロン首相はEU首脳会議で1人だけ反対。野党労働党から「英国は欧州の孤児になる」と批判されたが、一方で「ユーロに入っていたら大変なことになっていた」とサッチャーの先見性をたたえる声も上がった。

サッチャーが首相になった79年、同国ではストが多発、インフレと経済停滞に国民の不満は限界に達していた。「小さな政府」を掲げるサッチャーは財政赤字を削減。炭鉱閉鎖と労組の弱体化を図り、民営化を進めた。98%だった所得税最高税率は40%に引き下げられ、ストで失われた営業日も年間延べ2950万日から190万日に押さえ込んだ。

 またサッチャーは持ち家政策を進め、「ビッグバン」と呼ばれる金融改革に取り組んだ。このため、お金が借りやすくなり経済が活性化した半面、個人や企業が借金を膨らませる種をまいたとの批判も根強い。

 サッチャーの死後に公式伝記を出版することになっている英紙デーリー・テレグラフ元編集長で、コラムニストのチャールズ・ムーアは「サッチャーは“代金を払う”という主婦感覚を財政に持ち込んだ。“労せずば功なし”がサッチャーの精神だったが、ブレア元英首相(労働党)の時代は“労せずとも功あり”になった」と語る。

 サッチャー時代に40%台半ばから20%台にまで下がった政府債務は現在、世界金融危機で銀行への公的資金注入と財政出動を強いられた結果、80%を超える。

 ムーアは「サッチャーの時代は問題の所在が限定されていたため政府債務を減らすことができたが、今の英国は個人も銀行も政府も借金まみれだ」と指摘、サッチャー流の「小さな政府」では打開できないとの見方を示した。

【海自横須賀】 補給艦ときわの発電機から出火


1月07日(土)午後9時45分 船体へ放水し、冷やす


1月08日(日)午前0時05分


 〇_補給艦ときわ 艦長;水谷宗和2海佐
2010年
10月31日
 午前6時50分ごろ 吉倉岸壁に停泊中に、海上へ油が流出。
           発電機の故障で、潤滑油冷却機器から漏えいしたとみている

2011年
1月07日(土)   横須賀基地吉倉岸壁に停泊中。当直40名
 午後8時40分ごろ 第2機関室の発電機1基から出火しているのを当直の乗組員が発見
     55分   海自の消防隊が消化開始

   9時10分   横須賀市消防局へ119番通報、車輛16両が出動
     20分   横須賀海上保安部へ通報
           陸と海から、消火活動及び船体を冷やす
  11時10分ごろ 鎮火

 海自横須賀地方総監部と市消防局によると、ディーゼル発動機の近くにある第2機械室から出火したとみられ、艦内部に一時、煙が充満した。


【産経】2012.1.7 22:53
 海自補給艦で火災か 横須賀基地

海上自衛隊の補給艦「ときわ」の消火活動にあたる消防隊員ら=7日午後11時7分、神奈川県横須賀市

 7日午後9時10分ごろ、神奈川県横須賀市の横須賀地方総監部から「補給艦から煙が出ている」と119番通報があった。

 海上自衛隊によると、横須賀基地で補給艦「ときわ」に煙が充満。煙が発生している機関室に海自の消防部隊が放水している。けが人の情報は確認されていない。


【NHK】1月8日 4時50分
 補給艦火災 発電機から出火か

7日夜、神奈川県の海上自衛隊横須賀基地に停泊中の補給艦で起きた火災で、火が出た部屋から焼け焦げた発電機が見つかり、海上自衛隊は、この発電機が火元とみて出火原因を詳しく調べることにしています。

7日午後8時40分ごろ、海上自衛隊横須賀基地に停泊中の補給艦「ときわ」の「機械室」という部屋から火が出ているのを、当直中の乗組員が見つけました。消防などが消火活動にあたり、火はおよそ2時間半後に消し止められ、けがをした人はいませんでした。火が出た「機械室」は、発電機やエンジンなどが設置されている部屋で、海上自衛隊によりますと、火災のあと、部屋に3機あった発電機のうち1機が、焼け焦げた状態で見つかったということです。海上自衛隊は、この発電機が火元とみて、事故調査委員会を設置し、出火原因を詳しく調べることにしています。