2012年2月14日火曜日

【ロシア西部軍管区】 国後と択捉に集約/2013年

14日、 ロシア軍参謀総長マカロフは、北方領土の5駐屯地を来年、2カ所に集約した上で軍備を近代化する方針を示した。

 北方領土には第18機関銃・砲兵師団が5駐屯地に分散配置されているが、マカロフ氏は「われわれは2013年には(国後、択捉島に各1カ所の計)2駐屯地の施設工事を完全に終わらせる」と話した。工事は今年夏から始まるとしている。駐屯人員は減らす計画。

 工事終了後は、現在は荒廃した状態の飛行場などを含むインフラを一新。また、冬には積雪で動けなくなる戦車などを大陸に送り返し「軽量の装甲車に替える」予定。

 メドベージェフ大統領は昨年2月、北方領土を含む千島列島(クリール諸島)は「わが国の戦略的地域だ」と述べ、現地での軍備増強を指示している。(共同)

【統合幕僚監部】 PKO活動状況を報告

統合幕僚監部 2月10日付

PKO活動状況 http://www.mod.go.jp/jso/Activity/pdf/2012.02.10_pko.pdf

尾部から撮影した空母ワーリャグの写真が初公開







【中国網】2012年2月13日
尾部から撮影した空母ワーリャグの写真が初公開
発信時間: 2012-02-13 | チャイナネット

航空自衛隊のレーダーサイトが一般公開-峯岡山分屯基地で2月19日

航空自衛隊のレーダーサイトが一般公開-峯岡山分屯基地で2月19日


配信日:2012/02/13 21:30 -

千葉県南房総市の航空自衛隊峯岡山分屯基地が2012年2月19日、一般公開されます。時間は午前9時から午後3時まで。峯岡山分屯基地は、首都圏の空域を警戒監視している第44警戒隊が配備されているレーダーサイトです。

当日の主な催しは、UH-60JとAH-1Sの地上展示、装備品展示、野外炊飯展示、愛宕山三角点の見学などが予定されています。

基地内に駐車場はありませんので、長狭学園、国保病院などの臨時駐車場を利用の上、シャトルバスでの移動となります。

【スリランカ空軍】 ミグ27戦闘機1機が墜落





【新華社】2012年02月14日
スリランカで訓練中の空軍戦闘機がミグ27が墜落
2012年02月14日

【マラウィラ】 スリランカ西部、コロンボに近いマラウィラ地区で13日、訓練中のミグ27が墜落する事故があった。パイロットは脱出して無事だった。

インドネシア、海・空軍増強 軍事バランス影響も

【日経】2012/2/14 0:00
 インドネシア、海・空軍増強 軍事バランス影響も

【ジャカルタ=野沢康二】インドネシアが急速な経済成長を背景に、域内大国として防衛装備の近代化と兵器開発能力の強化に動き出した。手薄だった海軍と空軍の装備を充実させるほか、欧州航空防衛大手EADS製の軍用機を今後現地で生産、韓国や中国とも戦闘機やミサイルの共同開発を進める。アジア3位の人口と広大な領域を誇るインドネシアの軍事力増強は周辺国を刺激し、アジアの軍事バランスに影響を及ぼしかねないと懸念の声も出始めた。

 インドネシア国防省はこのほど、韓国製潜水艦や駆逐艦、対潜ヘリ、ロシアのスホイ戦闘機、EADS製大型ヘリ、大型戦車などを2014年までに購入する計画を明らかにした。先に公表した米国からのF16戦闘機の受け入れも含め、総額150兆ルピア(約1兆3千億円)を充てる。

◆南シナ海安定めざす インドネシア国軍の装備は従来、国内の治安維持に対応する陸軍中心だった。しかし治安が安定する一方、南シナ海では中国とベトナムなど東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国との対立が激化。インドネシアは域内大国として「国外からの脅威に対応し、地域安定に貢献できる態勢を整える」(元国軍上層部)ため海軍と空軍の装備増強を決めた。

 技術協力では国営航空機メーカー、ディルガンタラ・インドネシア(DI)がEADS防衛部門に部品を提供していた関係を拡充。EADSの輸送機「C295」を14年にも国内生産する。民間機の共同開発・生産も目指す。DIのブディ・サントソ社長は「最新技術の提供を受け開発力を強化できる」と期待する。

 韓国の次期主力戦闘機「KFX」開発にも参加。レーダーで捕捉されにくいステルス技術を導入する予定で、インドネシアは開発費の2割相当の16億ドル(約1200億円)を負担する。中国との協力では対艦ミサイル「C―802」を現地生産する計画だ。

 インドネシアが開発力向上を狙う背景には「1999年から05年まで人権侵害を理由に米国に武器禁輸措置を取られた苦い経験がある」(ポス・フタバラト国防省防衛装備局長)。国内政治経済の混乱もあり装備の近代化が大幅に遅れた。

 ユドヨノ大統領は防衛装備拡充などは「自国の防衛政策を実行するための最低限の態勢づくり」と強調する。だが、06年に24兆ルピアだった国防予算は11年には50兆ルピアと倍増、12年は60兆ルピア余りへ膨らんだ。海外の軍事関係者は「自衛目的と主張しても、近隣のインドやマレーシアなどが脅威を感じ軍拡競争をあおる可能性もある」と警戒する。

 ◆米中、関係強化競う インドネシアを巡って米国と中国がせめぎ合う構図も鮮明になってきた。中国は近年、ASEAN主要国の中で直接領有権問題を抱えていないインドネシアとの関係を重視。昨年6月には、中国人民解放軍がインドネシア国軍と初の特殊部隊の合同演習を実施し、周辺国を驚かせた。武器の共同生産や技術移転では生産コスト引き下げも狙う。

 米国も中古のF16戦闘機の供与などでインドネシアのつなぎ留めに躍起だ。一方で、米国は昨年11月、インドネシアに近いオーストラリア・ダーウィンでの海兵隊約2500人の駐留を発表。インドネシアは神経をとがらせている