2012年2月14日火曜日

【ロシア西部軍管区】 国後と択捉に集約/2013年

14日、 ロシア軍参謀総長マカロフは、北方領土の5駐屯地を来年、2カ所に集約した上で軍備を近代化する方針を示した。

 北方領土には第18機関銃・砲兵師団が5駐屯地に分散配置されているが、マカロフ氏は「われわれは2013年には(国後、択捉島に各1カ所の計)2駐屯地の施設工事を完全に終わらせる」と話した。工事は今年夏から始まるとしている。駐屯人員は減らす計画。

 工事終了後は、現在は荒廃した状態の飛行場などを含むインフラを一新。また、冬には積雪で動けなくなる戦車などを大陸に送り返し「軽量の装甲車に替える」予定。

 メドベージェフ大統領は昨年2月、北方領土を含む千島列島(クリール諸島)は「わが国の戦略的地域だ」と述べ、現地での軍備増強を指示している。(共同)

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