北欧州vs南欧州の財政戦争
〇_火元
・ギリシャ
・イタリア
〇_炎上中
・ベルギー
・フランス
・スペイン
・ドイツ
国際通貨基金(IMF)
第1弾 2010年5月09日
第3弾 1月にずれこむ 2010年10月承認
第4弾 2月11日 150億ユーロ(約1兆7千億円)
第5弾 7月08日 32億ユーロ
第6弾 11月半ば 80億ユーロ投入(約8500億円) 10月20日、欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)は投入承認
欧州連合(EU)統計局 10月21日
2010年の加盟国の財政赤字と債務残高の改定値を発表
ポルトガルの財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は前回4月公表時点の9.1%から9.8%に拡大。
ギリシャは財政赤字、債務のいずれも拡大。
過去の財政データ悪化により両国は将来の財政赤字削減へ追加努力が必要になる公算が大きい。
ポルトガルの財政赤字改定は、自治領マデイラ諸島が財政赤字のデータの報告義務を怠っていたため。債務の対GDP比率も93.3%と前回公表時点と比べ0.3ポイント拡大。
EUと国際通貨基金(IMF)の支援を受けるポルトガルは11年に財政赤字の対GDP比率を5.9%、12年に4.5%、13年に3%まで低下させる計画。
12年予算案は公務員のボーナス削減などを盛り込んだ。
ギリシャの10年の財政赤字の対GDP比率は10.6%と前回比で0.1ポイントの上昇。債務の対GDP比率は144.9%と前回比2.1ポイント拡大。EU統計局は「社会保障基金の計上変更が理由」で、過去の悪質な「借金隠し」とは違うと説明している。
アイルランドは財政赤字、債務のいずれも前回公表時より縮小。
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2010 年5 月9 日
IMF理事会、ギリシャ向け300億ユーロのスタンド・バイ取極を承認
国際通貨基金(IMF)の理事会は本日、ギリシャ政府の経済調整及び改革プログラムへの支援として、3年間で264 億SDR(300億ユーロ)のスタンド・バイ取極を承認した。
これにより、IMF は48億SDR(約55億ユーロ)の金融支援を直ちに実行するが、これはIMFと欧州連合(EU)が協調して行う合計200億ユーロの即時融資の一環である。IMF は2010年に合計約100億ユーロ、EUは約300 億ユーロの支援を行うとしている。
このたび承認されたスタンド・バイ取極は、3年間で1,100 億ユーロ(約1,450 億米ドル)にのぼるEUとの協調融資政策の一環であり、ギリシャのクォータ(出資割当額)の3,200%以上という例外的な規模となっている。なお、同取極は、IMF の緊急融資メカニズムを適用し、手続きを迅速化して承認されたものである。
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