2012年1月19日木曜日

【海保稚内】 巡視船しらかみの解役式

〇_PM12 巡視船もとうら (500トン型・総トン数325トン)
 1月16日 浦河海上保安署 出発
   18日 稚内保安部へ転籍


【北海道新聞】01/19 07:00
 巡視船「しらかみ」退役 稚内海保

乗組員らが見守る中、白いペンキで船名が消された「しらかみ」の解役式

 【稚内】1977年に建造された稚内海上保安部の巡視船「しらかみ」(320トン、乗員24人)の解役式が18日、稚内港で行われた。同海保によると、全国で最も古い巡視船。35年間で地球19周分にあたる76万キロを航行、309人の人命を救助した。

 しらかみは77年、函館海上保安部に就役。江差海上保安署配属だった83年には、大韓航空機撃墜事件が起きたサハリンのモネロン島沖に派遣され、遺留品捜索に当たった。86年の稚内配属後は、日本の排他的経済水域内で密漁するロシア船の捜査などに活躍した。

 同海保によると、巡視船の耐用年数は20~25年。しらかみは復元性が高いため、しけに強いなど高性能だったことに加え、海上保安庁の予算の都合もあり、長年使用された。後継船は同日、浦河海上保安署の「もとうら」が配属された

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