10月20日、中国軍大佐級(人民解放軍訪日研修団)など20人が来日し、防衛省を訪問、一川保夫防衛相を表敬し、幹部と懇談した
30日までの滞日中、自衛隊陸海空の各基地を視察し自衛隊幹部と意見交換する。
研修団の受入れ・派遣の窓口は、日本国側は防衛省防衛政策局国際政策課と笹川平和財団(今回の予算、2500万円)、中国側は中国国際戦略学会と国防部外事弁公室が担当
2000年10月、当時の橋本首相を団長とする安全保障交流訪中団が江沢民国家主席(当時)と会見した際、民間主導の日中間の安全保障交流を推進することで合意し、これを受けて2001年に日中国防関係者の相互理解を目的とした「日中現役佐官級相互訪問研修プログラム」がスタートし21日(金)に都内で日本財団が主催した歓迎レセプションが開かれ、自衛隊関係者なども300人が出席した宴に参加した
笹川陽平会長は「日中両国は一衣帯水の切っても切れない間柄。ともに協力してアジアにおける平和と繁栄を実現しなければならない。両国の安全保障関係者が体制の違いを乗り越えて対話を重ね、相互理解をさらに深めるよう期待したい」と歓迎のあいさつ。
人民解放軍訪日団の団長を務める何信崇・上級大佐は「今回来日した20人は初めて訪日した者ばかりだが、友情を深め中日両国の架け橋になれることに感謝したい。単に防衛交流だけでなく、農業、産業をはじめ多くの方々との対話を通じて、両国と世界の相互平和と繁栄に貢献できるよう努力したい」とあいさつした。
これまでに10回にわたり相互往来し、中国から187人の佐官級将校が来日、佐官級自衛官116人が訪中した
双方の陸海空部隊や軍事関連教育施設、企業、農村を視察、相互理解と交流を深めてきた。
来年初めに自衛隊左官級将校数十人がが訪中し、人民解放軍と交流する予定。
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