10月27日(木)
午後6時27分ごろ、訓練を終えた機体の整備中右フラップの中央ヒンジスライダーパネル約35センチ×25センチ、約200グラムの紛失に気付いた。
その後全ての航空機を点検した
10月28日(金)公表
外務省へ通達、関係自治体へは連絡なし
防衛省→沖縄防衛局が嘉手納基地へ照会して、紛失を認める
【沖縄タイムス】2011年10月29日 09時40分
嘉手納F15 パネル紛失
【嘉手納】27日に訓練した米空軍嘉手納基地のF15戦闘機1機について、同基地は28日、訓練後の点検で右主翼と高揚力装置(フラップ)をつなぐ部品が紛失していたと公表した。
紛失したのは「ヒンジスライダーパネル」と呼ばれる部品で大きさは35センチ×5センチ。重さは約200グラム。米側は「現在、発見されておらず、物的人的被害もない」としている。
米側は28日になって外務省に紛失を伝達していたが、地元には通報していなかった。
防衛省から連絡を受けた沖縄防衛局が同基地に照会したところ、紛失を認め「全てのF15のパネルを点検している」と回答したという。
同局は同基地に通報の迅速化や再発防止を申し入れ、地元自治体に事故を通達した。
フラップは離着陸など低速時に作動し、揚力を得る装置で、周辺自治体からは「離着陸時のトラブルは民間地墜落の危険がある」と反発の声が上がった。
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