2012年1月4日水曜日

【JR東日本】 品川駅の北1kmに新駅を建設

JR東日本は、山手線の品川―田町駅間の港区港南、芝浦付近で、品川駅の北側約1000メートルの地点。所要時間は2分に、1971年に完成した西日暮里駅(荒川区)以来、約40年ぶりに新駅(30駅目)を2013年度に建設する。両駅間は2200メートルと山手線の駅間で最も長い。新駅には並走する京浜東北線も停車する計画

 再開発が計画されているのは、品川―田町駅間にある車両基地「田町車両センター」(20ヘクタール)の跡地約15ヘクタール。大規模なオフィス街や商業施設の建設が予定されている。国際便が拡大している羽田空港にも近いことから、今回の再開発エリアは、11年12月に国の「国際戦略総合特区」に指定された。国は特区で働く外国人の入国審査などに関する規制を緩和、都は特区内の企業の法人事業税の減免などで、外資系企業の誘致を図り、新駅は同エリアの利便性を高める要となる。


 JR東では、北関東から上野駅が終着駅となっている宇都宮、常磐、高崎の3路線を東京駅まで延伸し、東海道線と直通運転する東北縦貫線を13年度中に完成させる予定で、その後は東海道線などの車両を止める車両基地が大幅に縮小される。再開発はこの空きスペースを活用する。

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