2012年1月18日水曜日

客船コスタ・コンコルディア 燃料油約2400トン

客船コスタ・コンコルディア(乗客乗員約4200人)の座礁事故

全長約290メートル、11万4500トンの船を現場からいかに撤去するかに関心が集まっている。

 運航会社コスタ・クロチエレ社のフォスキ最高経営責任者(CEO)によると、まず船に積まれた約2400トンとされる燃料油を抜き取り、複数の大きな浮具を船に装着して船体を起こして移動することを計画。うまくいかない場合は現場で船を解体する可能性もある。

燃料油の抜き取り作業を依頼されたオランダの沈没船引き揚げの専門企業関係者は、燃料タンクから油を抜き取るのに2~5週間はかかるとの見通しを示した。

 船体の撤去については「このような作業はこれまでに例が無く、数カ月はかかるかもしれない。(最終的な)費用は分からない」と述べた。

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