2012年1月9日月曜日

【イラン陸軍】 大規模な演習を実施


イランがホルムズ海峡周辺での軍事演習で試射した新型地対艦ミサイル「カデル」(2日)=ロイター




 〇_イラン陸軍
 1月09日(月) アフガン国境付近で、大規模な陸軍演習を開始


 〇_イラン海軍
12月24日   演習開始 イラン製駆逐艦ジャマーラーン1号等
 1月01日(日) 中距離ミサイル「メフラブ」の発射テストを実施。同ミサイルはレーダー追跡を避ける仕組みを備えていると説明。

   02日(月) 新型地対艦ミサイル「カデル」(射程200キロ)を試射。
         イラン側は「ペルシャ湾にあらかじめ設置された標的を破壊した」としている。

        『ヴェラーヤト90』終了。十日間
   03日(火) 航行パレード


【イランラジオ】2012年 1月 08日(日曜日)16:58
 イランがまもなく大規模な陸軍演習を実施

 メフル通信が伝えたところによりますとイラン陸軍司令官プールダスターンが、近いうちに、陸軍の大規模な演習が実施されることを明らかにしました。

 プールダスターン司令官は、「この演習で、陸軍の軍事的な能力の一部が示される。人材と最新装備を中心に行われるイラン陸軍の演習では、以前に増して、イランの軍事力が世界に証明される」と語りました

 イラン海軍は、先ごろ、ホルモズ海峡からインド北部に至る広い海域で、大軍事演習「ヴェラーヤト90」を実施しました。プールダスターン司令官は、さらに、ヴェラーヤト90の成果について、イラン軍の権力と権威が世界に証明されたと語りました。


【ロシアの声】8.01.2012, 12:19
 イラン軍 アフガニスタン国境付近での演習を開始

 イラン革命防衛軍のモハマド・パクプル陸軍司令官は、アフガニスタン国境付近での軍事演習を開始したことを明らかにした。司令官によれば、演習の目的はイラン国境の安全強化にあるという。司令官はまた、演習の主要部分は9日に開始されるとしている。
 イランはこれより先、大規模な海軍演習をを実施しており、長距離ミサイルの実験も行っていた。


【中国国際放送局】2012-01-04 14:10:40
 イラン海軍、「次回の軍事演習は規模を拡大」

 イラン海軍のサヤリ司令官は3日、「『ヴェラーヤト90』と名付けられたイラン海軍の演習がすでに円満に終了した。次回の演習は、その規模を拡大していく」と述べました。

 サヤリ司令官は、「『ヴェラーヤト90』実施の目的はイラン海軍の作戦能力を示し、戦争に備える状況を観閲することにある。イラン軍は先端の武器の獲得と先進技術をマスターし、戦争準備を強化させるべきだ」と述べました。

 10日間にわたったイラン海軍の軍事演習『ヴェラーヤト90』は2日に終了しました。その演習範囲は2000キロ以上に渡り、ホルムズ海峡から東へオマーン湾を経由して、アデン湾とインド洋北部の公海に至りました。イラン海軍は、「演習の中で、多くの国産の新型兵器や設備をテスト的に使った」と語りました。


【イランラジオ】2012年 1月 03日(火曜日) 17:58
イラン海軍軍事演習を締めくくる航行パレード実施

ホルモズ海峡からインド洋北部に至る広い海域で行われていた、イラン海軍軍事演習「ヴェラーヤト90」の終了に際し、この軍事演習に参加した部隊が航行パレードを行いました。

イラン領海及び、国際海域におけるイラン海軍の能力と権力を顕示することを目的に、軍事演習に参加した部隊が3日火曜、イラン軍のフィールーズアーバーディー参謀総長と、サーレヒー総司令官の立会いの下で、締めくくりの航行パレードを行っています。

この航行パレードでは、今回の軍事演習の総司令本部となった駆逐艦ジャマーラーンや各種のミサイル搭載艦船、軽量・重量級潜水艦などが、各司令官や国内外の監視人の前を航行しました。

この航行パレードには、イラン海軍の爆撃機や軍用ヘリ、海・空軍部隊そしてイラン海軍の後方支援艦隊が参加しています。軍事演習ヴェラーヤト90は、先月24日に開始され、ホルモズ海峡からオマーン海、そしてインド洋北部に及ぶ広範囲の国際海域で行なわれ、3日火曜、全日程を終了しました。
イラン海軍によるこの軍事演習のムーサヴィー報道官は、「この軍事演習の実施前に想定されていた全ての目的が達成された」と述べています。


【イランラジオ】2011年 12月 26日(月曜日) 16:29
イラン製第2の駆逐艦が、近く進水

イラン海軍のサッヤーリー司令官が、「近く、ジャマーラーン2号と名づけられた、イランで2番目の国産の駆逐艦が進水する」と語りました。

アルアーラム・チャンネルの報道によりますと、サッヤーリー司令官は25日日曜、「近く、イランで製造された2番目の最新鋭駆逐艦ジャマーラーン2号が進水する」と述べたということです。

サッヤーリー司令官によりますと、初のイラン製駆逐艦ジャマーラーン1号は、ホルモズ海峡からオマーン海、アデン湾、インド洋北部までの範囲で現在行われている、イラン海軍による大軍事演習「ヴェラーヤト90」で、使用されているということです。
サッヤーリー司令官はまた、「駆逐艦ジャマーラーン1号はイラン人の専門家らにより製造されており、70日間に渡る国際海域での任務に使用され、駆逐艦製造産業でのイランの力を国外に示した」としました。
サッヤーリー司令官によりますと、イラン海軍は、他の国際軍と同じように、国際海域での探知任務を継続しているということです。駆逐艦ジャマーラーンは、最新鋭のシステムを装備しており、海上及び海中のいずれにおいても、対空艦としての使用が可能です。この駆逐艦はさらに、ヘリやその燃料の運搬も可能です。


【イランラジオ】2011年 12月 25日(日曜日) 16:12
イラン海軍の大軍事演習
キャラミー記者

24日土曜、10日間に渡るイラン海軍の大軍事演習が、最新のミサイルや電子・通信技術を用いて、イラン南部沿岸と国際海域で、成功裏に開幕しました。この軍事演習「ヴェラーヤト90」について、キャラミー記者の報告です。

この軍事演習は、1月3日まで、4つの段階に分けて開催されます。イラン海軍のサッヤーリー司令官は24日、駆逐艦ジャマーラーンの甲板上において、軍事演習「ヴェラーヤト90」の開幕と同時に記者会見を行い、「この演習の作戦区域は、ホルモズ海峡に始まり、オマーン海、北緯20度までのインド洋北部の国際海域が含まれる」と述べました。

ホルモズ海峡は常に、ヨーロッパを始めとする他の地域にエネルギーを輸送するための戦略的に重要な場所の一つであり、地域の安全保障を基軸としてホルモズ海峡からこの軍事演習を始めることは、イランの平和主義的な政策を示すものです。

イラン政府は繰り返し、ホルモズ海峡における安全確立に向けた必要な措置を取っており、地域諸国と世界の利益に寄与するこの戦略的な海上交通路の安全を危険に晒すことを決して許さないが、イランが脅威に晒される場合は、イランには戦略的決定によってそれに回答を与える権利があると、強調してきました。

サッヤーリー司令官によれば、200万平方キロメートルの広さに渡って地域の軍事演習が行われるのは初めてだということです。この軍事演習の目的は、イラン軍の防衛のための意思、権力、力、そして国際海域におけるイラン海軍の抑止力を示すことにあります。サッヤーリー司令官は、軍事演習「ヴェラーヤト90」がこれまでのイラン海軍の演習とは異なり、この演習では、イラン軍が利用している最新の設備と、革新性、創造性が披露されると強調しています。「ヴェラーヤト90」を始めとするイラン海軍の軍事演習では、敵による最近の脅迫に見合った各種の戦術と訓練が実施されます。

この軍事演習ではさらに、領海の防衛に向け、潜水艦、駆逐艦、ミサイル駆逐艦、哨戒潜水艇、ヘリコプター、後方支援用航空機、無人機、地対艦ミサイルが使用されます。この軍事演習の最終段階では、参加した部隊による観艦式が行われる予定です。

この演習のその他の目的として、国際海域におけるイラン軍の力の誇示と活動の拡大、環境破壊やテロリズム、海賊などへの対処における航海の安全の確立に向けた演習区域での船舶のコントロールが挙げられます。

イラン政府高官は、イラン軍の軍事演習、特に「ヴェラーヤト90」の開催のメッセージは、イランの近隣諸国に対する平和と友好であると強調してきました。その一方で、イラン軍による軍事演習の成功裏の実施は、地域における安定と安全の確立が、地域諸国の参加と地域的協力によってのみ可能であるという事実を強調するものであり、これまでの経験から、外国勢力の地域での存在が情勢不安以外の何ものももたらさないことは明らかなのです。

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