2011年12月12日月曜日

【日本陸軍】 児玉源太郎

明治37年(1904年)12月5日

 満州軍総司令官 大山巌   薩摩 父 大山綱昌(薩摩藩士西郷隆充の次男)
 満州軍総参謀長 児玉源太郎 長州人
 第3軍司令官   乃木希典 長州人


児玉源太郎

 幕末長州藩の支藩、徳山藩の中級藩士の家に生まれ、戊辰戦争に従軍、陸軍軍人として西南戦争では熊本城を守る鎮台参謀副長として西郷軍の進撃を阻んだ。

 その後日本陸軍の兵制改革を行い、また台湾総督、内相などを歴任して明治政府の基礎を作った。

 児玉が使っていた兵学書「仏国歩兵陣中要務実地演習軌典」には、赤ペンの書き込みが多くみられ、勤勉な姿勢がうかがえる。また、愛用のシルクハットの箱には「G・KODAMA」の文字が確認できる。

 児玉は、地元徳山(現周南市)に私財を投じて図書館「児玉文庫」を開設するなど、教育文化育成にも力を注いだ。

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