2011年12月12日月曜日

【パキスタン】 シャムシ飛行場からの米軍の撤退が完了

〇_米軍
 11月26日 パキスタン北西部でアフガニスタンに駐留する国際部隊のヘリが国境を越えて攻撃し、パキスタンの兵士24人が死亡。

 12月04日 パキスタン政府の要請により、シャムシ飛行場からの撤退作業を開始

 12月11日 シャムシ飛行場 米軍の撤退が完了。10年間使用



【TBS】12月12日04:11

 パキスタン政府の要求に基づき、11日、米軍はパキスタン南西部のシャムシ飛行場からの撤収を完了しました。

 この飛行場はアフガニスタンに展開する国際部隊の後方支援の一環としてパキスタンが米軍に提供。無人機の発着に使用していたとされています。しかし先月26日、国際部隊がパキスタンの検問所を誤爆し、兵士24人が死亡したのを受け、パキスタン政府は米軍にこの飛行場から撤収するよう要求していました。


【NHK】12月11日 20時2分
 米 パキスタン空軍基地から撤退

パキスタン政府は、南西部バロチスタン州のシャムシ空軍基地にいる米政府関係者に、11日までに退去するよう求めていました。

パキスタンの治安当局によりますと、シャムシ空軍基地では、11日、米国旗が降ろされたあと、米軍の輸送機が駐在していた人員や機材を載せて離陸し、基地の管理権がパキスタン側に返還されたということです。

この基地は10年前にアメリカで起きた同時多発テロ事件のあと、パキスタン政府がテロとの戦いを進めるアメリカとの協力の一環として提供したもので、アメリカは無人機の出撃基地などとして使用していました。アメリカは前線基地を失い、対テロ作戦にも影響が及ぶものとみられています。

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