2011年12月27日火曜日

橋下市長:「労組は建物から出て行って」

●大阪市役所本庁舎(同市北区)地下1階(約750平方米)
 六組合・「市労働組合連合会」(市労連)など
 大阪市と組合の1年契約で賃貸借契約を結んでいる。賃料は6割減免されて年間計約1440万円。

〇_大阪市労働組合連合会(市労連) 傘下7単組
・大阪市職員労働組合→上部組織の全日本自治団体労働組合大阪府本部
・大阪市従業員労働組合
・大阪交通労働組合
・大阪市水道労働組合
・大阪市立大学教職員労働組合
・大阪市立学校職員組合→上部組織の全日本自治団体労働組合大阪府本部
・大阪市学校給食調理員労働組合


 大阪市交通局「大阪交通労働組合」(大交)
 ビルと土地は市交通局が所有しており、地代として年間約260万円を払っている。

 ●神戸市、堺市はは光熱費だけを徴収し、賃料を全額免除。

 ●大阪府は3労組が、府が所有する旧職員会館に入居し、賃料は免除

 ●京都市は市役所内に6労組が入居し、賃料は5割減免


毎日新聞 212月27日 0時10分)
橋下市長:「労組は建物から出て行って」 

26日、橋下徹大阪市長は、市役所本庁舎など市の建物に入居する職員の労働組合について「職務と政治活動が区別できないのなら、まずは建物から出て行ってもらう」と述べ、早ければ来年3月末にも退去を求める方針を明らかにした。

市交通局職員が勤務中に無許可で組合活動を行っていた事実が判明したことを受けた措置。

大阪府や関西の3政令市は庁舎などへの入居を認めており、識者から「当然認められる権利だ」との批判も出ている。

 橋下市長は以前から市の労働組合を「税金を吸い取り、好き放題している」と批判しており、組合側の「失点」を機に対決姿勢を打ち出した形だ。

 同日開かれた市議会交通水道委員会で明らかにした。

同委員会で大阪維新の会の市議が、バス運転手が今月20日、勤務中に無断で組合活動していたことを指摘した。更に11月の市長選に絡み、平松邦夫前市長の推薦人紹介カードが市交通局庁舎内で出回っていたことも取り上げた。交通局側はいずれの事実も認めて謝罪した。

 
【読売】2011年12月27日07時46分
 給与カット前に…大阪市バス121人が退職希望

 大阪市交通局で市バスの運行業務に携わる職員のうち、来年3月での早期勧奨退職希望者が、前年同期比15倍の121人に急増していることがわかった。

 市バスの運転手は80人に上る

 市は早期退職を促すため、勤続25年以上か50歳以上であれば、3月末と9月末の年2回に限り、退職金を加算する制度を2007年度に導入。交通局ではさらに、今年度と来年度に限り早期退職の対象年齢を45歳以上に拡大。退職金の加算率も、通常の20%から30%(50歳で退職した場合)に増やすなどの特典を設けた。3月末退職の場合、申請期限は前年の12月末。


【大阪市】現業職員の給与削減 2011年12月23日報道
大阪市現業職員計約1万2000人(交通局や環境局など)

2012年4月より
 交通局地下鉄運転士の平均年収は734万円(関西の私鉄平均664万円)
   市バス運転手は739万円(民間バス会社平均544万円)


関西広域連合(2府5県)
2012年4月早期加入
京都市
大阪市
堺市
神戸市

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