2011年8月19日金曜日

郵船の客船事業3期連続赤字

【日経】
郵船の客船事業3期連続赤字 12年3月期、44億円に拡大見通し
2011/8/19 2:00

日本郵船の2012年3月期は客船部門の経常損益が3期連続の赤字となる見通し。赤字幅は44億円と期初予想の3億円から大幅に拡大しそうだ。東日本大震災や北米の景気減速で客足が伸びず、1ドル=70円台の円高が続くようだと、損益が一段と悪化する懸念がある。今期の想定レートは1ドル=80円。

 郵船グループは北米と日本を中心に客船事業を展開している。豪華な客室や質の高い食事・サービスで富裕層中心に人気があるが、今期は中東・北アフリカの政局不安定もあり遠洋航海の客足が計画を下回っている。日本国内では震災直後に「飛鳥2」によるクルーズでキャンセルが目立った。

 北米の大型客船「クリスタル・セレニティ」(乗客定員1070人)を6月に全面改装した費用もかさむ。
 今期の赤字幅は金融危機の影響が深刻になった10年3月期の41億円を上回る。ただ滞在期間の比較的短い「ショートクルーズ」の人気は広がっている。下期は日本国内を中心に1泊2日の航海や各種特典サービスを増やして収益の下支えを目指す。

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