【日経】2011/12/31 23:59
大型ダンプ・消防車増産 新明和工業など
極東開発工業や新明和工業などダンプカーや消防車など特殊な車両を製造するメーカー各社が相次ぎ増産に乗り出す。2011年度の第3次補正予算が成立、年度末に向けて被災地での需要が本格化するのに対応する。
極東開発工業は月内に名古屋工場(愛知県小牧市)で10トン超級の大型ダンプカーの生産を再開する。主力の横浜工場(神奈川県大和市)がフル稼働で需要の伸びに対応しづらくなったため。名古屋工場では国内需要の低迷で、09年に大型ダンプカーの生産を中止していた。生産再開などで、1月以降の生産量は足元に比べ20%増える見込みだ。
新明和工業はこのほど、積載量6~25トン級の大型ダンプカーの生産量を従来比13%増の月産250台に引き上げ、フル生産に入った。
消防車大手のモリタホールディングスは3月末までの三田工場(兵庫県三田市)の生産台数を前年同期比15%増やす。増産に対応するため、塗装などに従事する請負社員を上期より約100人増員する。
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