【ロイター】2011年12月07日
スーダンとコンゴでPKOに航空機を提供しているロシアの航空会社「UTエア・アビエーション」と「ネフチェユガンスク・ユナイテッド・エアライン」のスタッフが、地元住民への性的虐待事件を起こし、国連PKO局が両社との契約を一時中断する措置を取った。
情報筋は、問題の事件が「極めて深刻で、本当にひどい」と語った。
PKO局報道官は、「調査の結果、いくつかの性的虐待疑惑については事実だと立証された」と説明。「国連は2社との契約を一時中断したほか、事件に関与したスタッフは解雇され、国連ミッションへの参加が禁止された」と明かした。PKOが絡んだ性的虐待事件は、ハイチやリベリアなど各地で報告されており、国連が再発防止に向けた対策を十分に講じていないと批判の声も上がっている。
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