米軍普天間飛行場(宜野湾市)に展開訓練していた米陸軍の地対空誘導弾パトリオット・ミサイル(PAC3)部隊は28日未明、3日ぶりに嘉手納基地へ戻り始めた。
キャンプ・コートニー(うるま市)からも同日朝までに嘉手納基地へ戻るとみられる。
米陸軍によると、今回の訓練でミサイル本体は搭載していない。
普天間飛行場では午前1時15分までに、大小の軍用車両計12台が大山ゲートを出発。
煙を吐きながら時速20キロほどの低速で国道58号を北上し、北谷町砂辺の嘉手納基地第1ゲートに入った。
今回の訓練について米陸軍は「嘉手納基地の空軍との日常的な統合訓練で、運用即応訓練と呼ばれるもの」としている。
移動の連絡は、27日夕に沖縄防衛局を通じて関係自治体などに入った。
PAC3部隊は25日未明、確認できただけで計60台の軍用車両が移動していた。
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