2011年10月28日金曜日

EEZ根拠の島に命名=政府

 官房長官藤村修の回答は「第177回国会 内閣委員会 第13号 平成二十三年七月二十六日(火曜日)午後一時開会」の当時の官房長官・枝野幸男の答弁回答と同じ

 
 〇_日本国EEZの外延の根拠の島

 2011年5月 無名の10島に命名
   12年3月末まで 残り39島に命名


参議院内閣委員会 10月27日(木)

山谷えり子(自民党)への答弁

官房長官藤村修 
 日本の排他的経済水域(EEZ)の根拠となる無名の小島や岩の10カ所に名称を付けた。名前がない同様の小島や岩はさらに39あるが、「2011年度内に名称を決定することを目標に手続きを進めている。その離島で確保される領海面積の大きさなど、優先順位を考えながらできるだけ早く確定させていきたい」と述べた。


 日本の排他的経済水域(EEZ)の外延の根拠となりながら、これまで名称のなかった49の島のうち、10島について名称を決めたことを明らかにした。

 EEZの根拠となる離島は計99島ある。10島については、自治体や漁協などに地元での呼び方を確認したうえで、今年5月に名称を決定した。名称のない残りの39島についても「平成23年度内に名称を決定することを目標に手続きを進めている」と述べた。

 一方、領海の外延の根拠となる離島については、正確な数は把握できていない。藤村氏は「その離島により確保される領海面積の大きさなど優先順位を考えながら、できるだけ早く確定させたい」と述べ、作業を急ぐ考えを示した。

(※)山谷 えり子(本名:小川 恵里子)
1950年〈昭和25年〉9月19日 61歳 -
参議院議員(2期)。元衆議院議員(1期)。
民主党→自由民主党
清和政策研究会(町村派)


第177回国会 内閣委員会 第13号
平成二十三年七月二十六日(火曜日)午後一時開会

○山谷えり子君 自由民主党、山谷えり子でございます。
 枝野官房長官に、ちょっと質問通告はしていないんですが、今朝の報道で、中井元拉致問題担当大臣が北朝鮮の日朝の国交正常化担当大使と中国でお会いしたという報道があるんですけれども、これは事実でしょうか。
○国務大臣(枝野幸男君) そうした事実を承知しておりません。

○山谷えり子君 岡田幹事長が、もしそのことを菅総理、松本外務大臣が知らないとすれば大変なことだと言っていらっしゃるんですが、これは岡田幹事長が勘違いして発言をなすったとお考えですか。
○国務大臣(枝野幸男君) 岡田幹事長がどういう前提でお話しになったかまで承知をしておりませんが、もしお会いになっていたとしたら、そしてお会いになっていたにもかかわらず総理や外務大臣が御存じでなかったとしたらということだというふうに思いますが、お会いになったということ自体承知をしておりません。

○山谷えり子君 各社報道しているわけですから、事実関係をお確かめになられましたか。
○国務大臣(枝野幸男君) 中井先生はさきの拉致担当大臣でもございまして、経験、見識、十分お持ちの先生でいらっしゃいますので、もし政府に報告等が必要なことをなさっているのであれば当然報告をされているものと思っておりますが、報告等はございません。

○山谷えり子君 中井元大臣は請暇願を国会に出して中国に行っておられます。こういうような会談があれば、通訳も外務省は普通は便宜供与するものでございます。その事実関係はどうでしょうか。
○大臣政務官(山花郁夫君) 現時点でそういった事実については承知をいたしておりません。

○山谷えり子君 確かめたけれど、なかったということですね。
○国務大臣(枝野幸男君) 外務大臣と私はお話をしましたが、外務省においてそうしたことを行ったことはないというふうに聞いております。

○山谷えり子君 北朝鮮というのは容易ならざる国でありますから、二元外交というのは絶対にやめていただきたいと思います。
 さて、北方領土、竹島、あるいは尖閣をめぐる諸問題、民主党政権になってから数々起きてきているわけでございますが、七月八日に竹島の領土権確立のための国際司法裁判所へ提訴するように政府に求める意見書というのが島根県議会で全会一致で、自民党だけでなく、民主、公明、共産党も全会一致で意見書が採択されました。
 実効支配をどんどん強めている韓国でありますが、日本は国際司法裁判所へ提訴するということはお考えになりませんか。
○委員長(松井孝治君) どなたがお答えになりますか。

○国務大臣(枝野幸男君) 国内に様々な御意見があることは承知をいたしております。我が国として、我が国の国際法上正当な主張が実際にしっかりと確保、確立されるために何がベストであるのか、外交当局を中心にしっかりと検討して対応してまいります。

○山谷えり子君 是非、竹島の日を国として制定し、また北方領土並みの予算を付けながら、国際司法裁判所への提訴も含めて具体的な行動を示していただきたいと思います。

 先週、ASEANの地域フォーラムが開かれまして、南シナ海の領有権をめぐって、中国のやり方、覇権的なですね、アメリカを始め日本もそうです、各国がいろんな意見を申しました。

 中国は昨年、海島保護法というのを作りまして、これも私、委員会で何度も言っているんですけれども、海洋権益の保護とそれから安全保障上の前衛基地を造るという意味で、中国の島だと主張する島々、まあ尖閣も中国はそういうふうに主張しているわけですが、名前を付けて標識を立てていくというようなことを行っております。

 五月の二十一日にもフィリピンの島に中国は自分の島だという標識を立ててしまいました。フィリピンは、それはフィリピンの島であるということで、六月十四日、軍がその標識を撤去いたしました。こうした事実を官房長官は御存じでございましょうか。
○国務大臣(枝野幸男君) 今御指摘いただいたことの詳細な事実までは承知をしておりませんが、南シナ海においてそうした種類のやり取りが関係国の間であるということは承知をしておりました。

●山谷えり子君 日本の排他的経済水域の根拠となる島々というのは九十九あります。そのうちでまだ名前が付いていない島というのは三十九あります。早く名前を付けていただきまして、この九十九の島に標識を立てるということをしていただきたいと思いますが、いかがですか。

●国務大臣(枝野幸男君) 国会でも御指摘をいただきまして、EEZの根拠となる離島九十九のうち名称のなかった四十九島について調査を行い、十島については本年五月に名称を決定いたしました。残り三十九島についても本年度内に名称を決定することを目標に、これは迅速にやるようにという指示をしております。
 標識を立てるかどうかということについてまでは決めておりませんが、貴重な御意見として参考にしてまいりたいと思います。

○山谷えり子君 中国は標識を立てているわけですから、是非日本も、日本の島々ですから、EEZの根拠となる島々九十九には標識を立てていただきたいと思います。また、今島々は六千八百五十二ありますが、無人島が六千四百二十六、その中で名前が付いていない島が二千二百あるというような現状でございますので、こちらの方も是非名前を付け、そしてまた登記、あるいは国有財産台帳に記入していくこと、この作業を進めていただきたいというふうに思います。
 さて、今年七月七日でございますが、中国の観光客の皆様が沖縄にたくさんいらっしゃいました。七月七日、マルチビザ、三年間有効で九十日間一回につき滞在できるというビザでございますが、その条件というのがまず沖縄に訪問することという条件でございますが、これはどこで、いつ、誰が決めたんでしょうか

0 件のコメント: