焼身自殺10件5人死亡 爆破1件
2011年
3月16日 アバ県 キルティ僧院僧侶プンツォが抗議の焼身自殺
8月29日
四川省ンガバ・チベット族チャン族自治州ンガバ県マルカムの人民中級法院
3月16日に焼身自殺を計ったキルティ僧院僧侶プンツォを僧院に11時間隠し、緊急治療を妨害し、彼を死に至らしめたとして同じキルティ僧院の僧侶ロブサン・ツンドゥ(46)に「故意殺人罪」で11年の懲役刑、2年の政治的権利剥奪を言い渡した。仲間の僧侶3人に殺人罪
9月26日午前 アバ・チベット族チャン族自治州 キルティ寺院チベット僧2人(18)(19)が焼身自殺を図る
10月15日(土)昼 8人目 四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県中心部の市場、元僧侶の青年が「チベットに自由を」などと叫んで焼身自殺を図った。
17日(月)9人目 アバ県 尼僧が焼身自殺
25日正午 10人目 カンゼ県 チベット仏教寺院の僧侶(38)が焼身自殺
26日早朝 政府の施設で爆発
【朝日】2011年10月29日
チベット自治区の役所で爆発 米ラジオ局報道
米放送局ラジオ・フリー・アジアなどによると、中国チベット自治区東部の昌都県嘎瑪郷の郷政府の建物で26日、爆発が起きた。壁には「チベット独立」などと書かれ、現場にはチベットの自由を求めるチラシがまかれていたという。
3月以降、チベット族による抗議の焼身自殺が相次いでいるが、爆破事件は初めて。けが人は出ていない模様だ。
インド・ダラムサラの亡命政府筋は同局に対し、地元当局は同郷に通じる道を封鎖し、現場から車で1時間半余りの場所にあるチベット仏教僧院に治安部隊を送り込んだと話した。
英BBC放送(中国語電子版)
10月26日(水)早朝、中国チベット自治区チャムド地区の地方政府施設で爆発があったと伝えた。死者やけが人は出ていないという。
政府施設の壁に「チベット独立」と書かれていたことなどから、チベット族関係者による犯行の疑いが持たれているが、容疑者は不明という。当局はチベット仏教寺院の僧侶らへの警戒を強めている。
同地区では2009年1月、地方政府庁舎で爆発があった。
【産経】2011.10.25 22:55
チベット僧が焼身自殺図る 中国四川省
亡命チベット人向けのラジオ局「チベットの声」(本部オスロ)によると、中国四川省カンゼ・チベット族自治州カンゼ県で25日、チベット仏教寺院の僧侶(38)が宗教の自由などを求め焼身自殺を図った。僧侶は病院で治療を受けた後、寺院に運ばれたが、容体は不明。警官隊が出動し、寺院側に僧侶の引き渡しを求めている。
僧侶は25日正午ごろ、儀式の最中に自身にガソリンをかけ火を付けた。チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世の帰還などを求めていた。同自治州に隣接する四川省アバ・チベット族チャン族自治州では、僧侶の自殺が相次いでいる。(共同)
20歳のチベット人尼僧が抗議の焼身自殺、中国
2011年10月18日 17:51 発信地:北京/中国
【10月18日 AFP】中国四川省アバ県で、チベット仏教の尼僧が中国政府の抑圧に抗議して焼身自殺した。人権団体「フリー・チベット(Free Tibet)」が18日、明らかにした。
AFPが接触した地元住民は、20歳の尼僧が17日、自らの体に火をつけて焼死したと聞いたと話した。「フリー・チベット」によると、この尼僧はチベットでの信仰の自由と、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマの帰還を訴えて焼身自殺したという。
アバ県ではことし3月、当局の抑圧に抗議して、若い僧侶が僧院で焼身自殺した。3月以降アバ県で焼身自殺した僧侶はこれで9人目だが、尼僧は初めて。3月以降、チベット人の間では抗議の機運が高まっており、当局の取り締まりも厳しさを増している。
ロンドンに本部のある「フリー・チベット」は、さらに多くのチベット人が「宗教弾圧」に抗議するため、進んで命を投げうつ覚悟を固めているとみている。また、地元住民たちが、19日に一斉行動を呼びかける書簡が配布されているとの報道もある。
尼僧の自殺の前日には、四川省の別の地域で、チベット人の抗議デモに治安部隊が発砲し、チベット人2人が負傷したという。四川省には多くのチベット人が住んでいる。
アバ県の行政当局者は、AFPの電話取材に対し、焼身自殺の件は何も聞いていないと話し、ある警察官は、この件についてコメントする立場にないと語った。
一方、地元ホテルに勤務する女性は、尼僧が焼身自殺したことは聞いたと話したが、これ以上の詳細については語らなかった。
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