2011年10月26日水曜日

幹部に“親北”系 民主の朝鮮学校無償化反対の会、「ガス抜き」で終わる? 

 〇_北朝鮮派
 ・鷲尾英一郎(34)新潟2区・当選2期
 ・黒岩宇洋 (45)新潟3区・当選2期衆1・参1

【産経】2011.10.26 08:13

 25日、菅直人政権が退陣直前の8月末に朝鮮学校の高校無償化適用に向けた審査手続きを再開させたことに反発する民主党の国会議員有志が「朝鮮学校授業料無償化を考える会」の設立総会を開き、朝鮮学校への支援金給付を事実上行わないよう求める決議文を採択した。

ただ、北朝鮮との関係を取り沙汰された議員が主要メンバーに入り、「ガス抜き」で終わる可能性が早くも指摘されている。

 決議文は、反日教育を行う朝鮮学校に国民の血税を使うのは国民の納得は得られないとして、教材の拉致問題に記述で改善がなければ支援金を支給しないことなどを盛り込んだ。今月中に野田佳彦首相と中川正春文部科学相に提出する。

 考える会の呼びかけ人には52人が名を連ね、国会内で開かれた設立総会に33人の議員が出席した。

 ただ、世話人代表に選ばれた衆院議員鷲尾英一郎の関係政治団体が北朝鮮による日本人拉致事件容疑者の親族が所属する政治団体「市民の党」の派生団体「政権交代をめざす市民の会」に献金、世話人の一人に入った黒岩宇洋元法務政務官の関係政治団体も「市民の党」に献金していたことが明らかになっている。

 顧問になった中井洽元拉致問題担当相は、7月に中国・長春で北朝鮮の宋日昊朝日国交正常化交渉担当大使と極秘に会談した。

黒岩氏については、国会などで拉致被害者家族からの謝罪要求を求められたが応じなかったこともあり、考える会が家族会や救う会などとの連携を図る上で障害になるとみられる。

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