【東京都】 魚釣島、北小島、南小島の基礎調査について

　魚釣島、北小島、南小島の基礎調査について

平成２４．９．０１
東京都調査団

１．対　象；購入を計画する魚釣島、北小島、南小島の3島
２．目　的；各島の資産価値の算定や活用策を検討するための材料収集
３．作　業；不動産鑑定のため平たん地の割合や海岸線の状況を確認
　　　　　　購入後の活用方法検討に生かすため、海鳥や野生化したヤギの生息実態
　　　　　　避難港整備の適地確認などを実施

４．調査船；海難救助船「航洋丸」(日本サルヴェージ株式会社）排水２４７４トン　全長８６．０８メートル

５．調査団
あ）団　長；尖閣諸島調整担当部長　坂巻政一郎
い）調査員　；２５名
　　　　　　東京都職員
　　　　　　不動産鑑定士
　　　　　　海洋政策の専門家(山田吉彦　東海大学海洋学部教授)
　　　　　　北海道大学名誉教授
　　　　　　報道写真家山本晧一　ら


６．調査行程
８月３１日(金)羽田空港　調査団員　出発
　　　　　　　石垣空港　　　　　　到着
９月０１日(土)
午前　　　　　　石垣港　航洋丸　入港　必要な機材の積み込み
午後１０時すぎ　　出航　約１７０ｋｍ
　　　　　　　　　東京都調査団２５名
　　　　　　　　　石垣市職員
　　　　　　　　　共同取材団
　　
　０２日(日)
午前５時ごろ　魚釣島　近海到着
　　５時２０分　石垣島にいる都職員に「尖閣諸島に到着した」との報告が入電
　　　　　　　雲はあるものの晴れており、風速は2.0メートルで、波の高さも0.8メートルと穏やか

　　６時１５分　船上(航洋丸）から海水採取、水質調査開始

　　６時２５分　日の出時刻(国立天文台）

　　６時３５分ごろ　ゴムボート、小型艇に計１５名が分乗

午前７時　　　可能な限り魚釣島に近づいて観測などの作業に当たる

　　　　　　　北小島、南小島

午後３時４５分ごろ　調査終了

午後１０時ごろ　石垣港　帰港


７．その他
１０月に第２回目の調査を実施予定