2012年1月31日火曜日

【海自厚木】 女性隊員2名をジブチへ派遣


哨戒機P3Cの前で肩を組む中村2曹(左)と岡村3曹=厚木基地


 〇_海自厚木
 ・中村悦子2海曹(38)1992年入隊 20年目
 ・岡村江美3海曹(37) 〃


【神奈川新聞】2012年1月30日
 ソマリア海賊対策へ厚木基地から100人が出発、初の女性隊員も/神奈川

 ソマリア沖で海賊対策を担う海上自衛隊と陸上自衛隊の統合部隊の本隊100人が30日、厚木基地を出発した。部隊の派遣は9回目で、同基地からは2010年10月に続き3回目。今回は初めて女性隊員2人が参加した。

 2人はともに海自所属で哨戒機P3Cの整備を担当し、1992年に同期で入隊した。5歳の長男と海自隊員の夫を残して赴任する中村悦子2曹(38)=大和市=は「浮かれることなく持ち場の仕事をしっかりとやりたい」、岡村江美3曹(37)=綾瀬市=は「海外派遣は入隊時からの夢。健康に気を付けながら頑張りたい」と話した。先遣隊などを含めた180人の部隊を率いる向井強司令(49)は「2人とも整備員としての能力は非常に高い」と評した。

 現地では、海自隊員はP3Cで空から洋上を監視し、海賊の疑いがある船を見つけた場合は、各国海軍の艦艇が臨検する。陸自隊員はソマリアの隣国ジブチの活動拠点の警備を担当する。派遣期間は4カ月ほどという。

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