【米陸軍】 ８旅団を削減へ

【News Brief】米陸軍、8旅団以上削減へ＝政府関係者
2012年 1月 26日 8:55 JST

【ワシントン】米陸軍は国防予算の圧縮に向けた大きな動きの一環として45旅団のうち少なくとも8旅団を削減する計画だ。複数の政府関係者らが語った。

米国防総省は26日、2013会計年度（12年10月～13年9月）国防予算5250億ドル（約40兆8000億円）の詳細の一部を明らかにする予定。新型戦闘機Ｆ３５購入のペース鈍化や陸軍の57万人規模から49万人規模への圧縮などを発表するとみられる。この一環として、旅団の数を減らす。

　13年度の国防費は、約5760億ドルとされていた当初の歳出計画より510億ドル少ない。しかし、政府と議会は昨年夏、10年間で国防費を4870億ドル減らすことで合意しており、13年度の予算案でも歳出削減が求められる。

　議会が支出削減あるいは追加の税金で新しい計画を打ち出せなければ、同省予算は13年1月からの10年間で合計約1兆ドル減らされることになっている。