2011年12月1日木曜日

【中国海軍】 太平洋艦隊を創設すべき。国際先駆導報が主張

【読売】2011年12月1日18時40分
 中国、太平洋艦隊創設し日米に対抗を…地元紙

【北京=大木聖馬】1日、国際問題専門紙「国際先駆導報」(中国国営新華社通信系列)は、「中国海軍は『太平洋艦隊』を創設すべきだ」とする記事を掲載し、空母を核とする艦隊を整備して、日米に対抗すべきとの主張を展開した。

 同紙は、最近の日米の動きについて、「中国海軍を(日本列島―フィリピン諸島の)第1列島線、(小笠原諸島―グアムの)第2列島線を利用した『線の封じ込め』から、幅広い『ゾーン・ディフェンス』で封じ込めようとしている」と分析。

「このような『冷戦思考』に基づいた海洋の旧秩序の下では、将来、中日、中米間で海上の摩擦や衝突を避けるのは難しい」と指摘し、「(空母を意味する)大型水上艦艇を核とした強大な艦隊を創設すれば、地域の平和、安定や海洋の公平な秩序を守ることができる」と主張した。

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