2011年11月12日土曜日

【台湾】 D51が復活




D51型が台湾・六家支線で11日、往年の雄姿を見せた。

 D51型は日本統治時代の台湾にも配備され、戦後はDT650型と名を変えて貨物輸送の主力として活躍した。この日走ったDT668はそのうちの1両で1941年川崎車両(現川崎重工業)製。

83年の引退後は、公園や車庫で保存された。昨年末から修理を重ね、北部の新竹地区を走る新しい支線の開通に合わせて復活を果たした。今後定期運行するかどうかは決まっていない。



六家支線、11日開通 新竹市中心部と新幹線駅を直結
2011/11/09 13:05:31
(台北 9日 中央社)台湾新幹線(台湾高速鉄道)の新竹駅と新竹市の中心部を直結する「六家支線」が11日に開通する。初日には特別にDT668(日本のD51型)蒸気機関車もお目見えする予定。

新幹線の新竹駅は市の中心部から離れていて、従来は新幹線駅から中心部までバスで35分ほどかかったが、六家支線が開通すると、20分で移動できることになる。

六家支線は、中心部にある在来線(台湾鉄道)新竹駅から竹中駅までを在来線の内湾線で、竹中駅から先は新線を建設し新幹線新竹駅に連結する六家駅までつなぐ。内湾線は改良工事のため2007年から工事の該当区間(新竹~竹東間)の運行を停止しており、11日に再開する。

台湾鉄道では、開通初日から15日間、六家支線と内湾線に無料乗車できるキャンペーンを実施する。六家支線では11日午後2時20分新竹駅発・六家駅行きの列車、内湾線では同日午後5時12分竹中駅発・内湾駅行きの列車から始まる。無料チケットが先着200枚用意される。

このほか、内湾線が4年半ぶりに再開するのを記念して、初日の11日には特別にDT668(日本のD 51型)蒸気機関車がお目見えする予定。午後3時から竹中駅で無料乗車券(280枚)が配布され、午後4時42分に竹中駅を出発、新竹駅に向かう。乗車券は1人1枚まで。

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