2011年11月23日水曜日
【陸自朝霞】 PAC3が展開 自衛隊統合演習
平成23年度自衛隊統合演習 地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC2、PAC3)の運営訓練が公開され、ミサイルの発射機が並んでいた =14日午前、陸上自衛隊朝霞訓練場
【産経】2011.11.14 16:48
朝霞駐屯地にPAC3が展開 自衛隊統合演習
陸海空各自衛隊の統合運用能力の向上を図る自衛隊統合演習が始まった14日、陸自朝霞駐屯地では、首都圏に向けて弾道ミサイルが発射された場合を想定して、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)2機が展開された。
弾道ミサイル防衛(BMD)は、海自のイージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外で撃ち落とすが、失敗した場合に空自のPAC3が着弾直前に迎撃する二段構えになっている。
朝霞駐屯地には、首都圏の空域を防衛する空自第1高射群の第2高射隊(神奈川・武山基地)、第4高射隊(埼玉・入間基地)が、PAC3と航空機撃墜用のPAC2(3機)を展開。各機には迷彩色を施した偽装網がかけられ、周囲には陸自隊員が連携しながら警備任務に当たった。
演習は、昨年12月の「防衛計画の大綱」で防衛態勢の強化方針を示した南西諸島を中心に全国規模で18日まで展開される。
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