2011年8月9日火曜日

【パキスタン空軍】 J-10Bを12機、調達

【中国網】

このほど、中国は戦闘爆撃機「殲10B(J10B)」を12機、パキスタンに売却すると発表した。今のところ、殲10の買い手はパキスタンだけ。パキスタンは、今年初め、殲10Aを36機発注。最終的な発注数は150機になると見られる。

 当初はロシア製エンジン「AL−31FN」を使用していたが、10年かけて独自のエンジン「WS−10A」を開発した。

 殲10がF−16に酷似しているのは、イスラエルが戦闘機「クフィル」の技術を中国に売却した。イスラエルは、膨大なコストがかかることと、代わりの戦闘機が安く米国から手に入ることから、「クフィル」計画を中断した。「クフィル」の設計は本来、F−16の設計理念を融合しているため、両者が似ているのも不思議ではない。

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