2011年8月8日月曜日

【トルコ海軍】 フリゲート艦ゲムリクが日本国へ寄港

フリゲート艦ゲムリク

8月7日午後4時 串本 入港  護衛艦
  8日午前8時30分 出港

 9日横須賀

10日(水)晴海埠頭HKバース 14:00~18:00 
トルコ海軍 ゲミルク
ホスト 護衛艦さわゆき

12日横須賀 出航

【紀伊民報】2011年8月08日
 エ号乗組員の冥福祈る トルコ軍艦で洋上式典

 トルコ海軍の軍艦「ゲムリッキ」(4100トン、261人乗り込み)が7、8の両日、和歌山県串本町を訪れた。8日午前には艦上で洋上式典があり、田嶋勝正町長らが121年前に同町樫野の沖で遭難したトルコ軍艦エルトゥールル号の乗組員587人の霊に祈りをささげた。 

 トルコ海軍は親善のため友好国を巡っており、日本とトルコ友好の原点である串本町に立ち寄った。トルコの軍艦が同町を訪れるのはエ号遭難110周年記念式典が開かれた2000年以来という。 

 ゲムリッキは7日午後4時ごろ、海上自衛隊の護衛艦とともに串本町に入港した。8日の洋上式典はエ号の遭難現場付近の海上で開かれ、トルコ側は司令官のシナン・エルトゥールル少将ら乗組員、日本側は田嶋町長や泉三省・海上自衛隊呉地方総監らが参加した。 

 エルトゥールル少将は「親善のために日本を訪れたエ号と同じ思いで日本に来た。エ号の将兵はこの海域で命を落としたが、串本の人の献身的な救助活動がきっかけで両国の関係が始まった。この友情が永遠に続くと信じている」とあいさつ。その後、参加者は海に向かって献花し、エ号の乗組員の冥福を祈った。 

 この日は、同町樫野にあるエ号殉難将士慰霊碑の前でも式典があり、参加者が慰霊碑に献花し、大島小学校の児童や樫野区民が追悼歌を歌った。

【トルコ軍艦の甲板で開かれた洋上式典(8日、和歌山県串本町樫野沖で)】

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