2011年6月21日火曜日

福原のソープランドを17年ぶりに摘発 兵庫県警 

2011年06月21日20時04分 提供:産経新聞

 売春場所を提供したとして、兵庫県警生活環境課と兵庫署などは21日、売春防止法違反の容疑で、神戸市兵庫区のソープランド「エスプーマ」を捜索、同店経営者で会社役員、吉村公乙容疑者(42)=大阪市天王寺区=ら3人を逮捕した。

県警が神戸市有数の歓楽街・福原地区のソープランドを同法違反で摘発するのは17年ぶりという。

 他に逮捕されたのは、従業員の福庭史之(31)=大阪市中央区、東方光一(25)=大阪市東淀川区=の両容疑者。3人は容疑を認めているという。

 3人の逮捕容疑は、5月17日午前、同店で女性従業員(26)が神戸市内の男性客(31)に対し売春するのを知りながら、店内の個室を提供したとしている。

 県警は4月中旬、私服警察官を客引きしたとして同店従業員(36)を逮捕、同店を捜索していた。

 この日は、同店や関連会社事務所など3カ所を家宅捜索し、従業員名簿など計120点を押収。常連客や女性従業員らからも事情を聴くなどしている。

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