2012年9月4日火曜日

【中国軍】 済南軍区、成都軍区、広州軍区で総合演習を実施

【サーチナ】2012年9月03日配信

中国海軍北海艦隊が所属する済南軍区(司令部;山東省・済南市)では、某砲兵旅団が4日間にわたる「遠距離火力システム」の実弾演習を実施した。16発発射したミサイルは、すべて目標に命中したという。火力で敵を制圧してから、部隊が数十キロメートル前進して、新たな陣地を構築する演習も行った。夜間の演習では「遠距離火力システム」が、夜間射撃について新たな記録を樹立したという。

内陸部の成都軍区(司令部;四川省成都市)では、某航空旅団が昼夜を通した実戦演習を行った。防空兵力の作戦全体、反応速度、火力の充実さや正確さを検査し、能力を向上させたという。将来の電磁作戦を視野に、新しい防空指揮系統を運用した。

南シナ海を管轄する広州軍区(司令部;広東省広州市)は、中国南東部某地域の海岸で演習を行った。機械化歩兵師団、装甲旅団に加え空軍、海軍も加わり、作戦能力を高めた。2チームに分かれ、各種の火砲を用いて敵陣地を攻撃し、迂回・包囲により敵側の主要兵器を無力化する演習を実施したという。

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