2月22日、ワシントンDCで米社会で黒人がたどってきた差別の歴史や文化を紹介する国立アフリカ系米国人歴史文化博物館の起工式がおこなわれた
ワシントンなどで多数の博物館を運営するスミソニアン協会の19番目の博物館で、首都中心部のモールと呼ばれる地区に5億ドル(約400億円)をかけて建設。観光名所のワシントン記念塔の近くに2015年に開館する。
初の黒人米大統領となったオバマ氏は、モール地区はかつて黒人が奴隷として売買され、1960年代には市民が公民権運動を展開した舞台だとあいさつ。人権や正義のために闘った黒人の歴史を記すのにふさわしい場所だとし「アフリカ系米国人が米社会で常に中心的役割を果たしてきたことを、国民は記憶し続けるだろう」と語った。
0 件のコメント:
コメントを投稿