2012年2月20日月曜日

【海監66】 海上保安庁の測量船「昭洋」に中止要請




海上保安庁 測量船「昭洋」(約3000トン)

調査目的;海底に地震計約100基を設置し、地殻構造の調査などを3月上旬ごろまで行う

 中国側の中止要求
 一回目 2010年5月03日午後2時から、約3時間「海監51」
     内閣;鳩山(2009年9月16日~、外務;岡田克也) 266日
■    2010年9月07日 尖閣諸島
                中国福建省漁船と第11管区巡視船の衝突事案が発生

 二回目 2010年9月11日午前7時から30分間「海監51」
     内閣;菅 (2010年6月08日~、外務;前原誠司) 452日
 三回目 2012年2月19日午後7時15分~ 「海監66号」
     内閣;野田(2011年9月02日~、外務;玄原光一郎)170日目
 四回目 2012年2月28日午後7時50分~「海監66号」


2月15日(水)東京港を出航
  18日(土)久米島から北北西約170キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に到着

  19日(日)午後7時15分ごろから中国国家海洋局(中國海監東海總隊)の海洋調査・監視船「海監66」(約1290トン)が昭洋と並走を始め、無線で船の種類や乗船人数などを質問

      午後7時半ごろ、約550メートルまで接近し昭洋に無線で調査の中止要求を出した。

      午後7時45分ごろ、約550メートルまで昭洋に接近。

      午後7時50分ごろ、いったん離れて

               約15キロ程度の距離で並走を再開

      午後10時半時点 海監66は昭洋と並走している

2月20日(月)
午前0時半、昭洋から約15キロ離れた海域にとどまっている。

午前9時前に付近の海域から離れた。

 海底調査をしながら南下する昭洋の西15~30キロの海域を約13時間半にわたって航行後、北西に針路を変えて離れていった





2010年
4月 東シナ海で中国海軍のヘリが2回にわたり海上自衛隊の護衛艦に近接飛行


■一回目 2010年5月03日午後2時ごろから

 約3時間にわたって海監51(全長88メートル、排水1690トン)が約1キロの距離まで接近追跡したため、昭洋は調査を断念して鹿児島県奄美大島の北西約320キロの日本の排他的経済水域(EEZ)を離れた


■二回目 2010年9月11日午前7時過ぎ

 海上保安庁の測量船、「昭洋」と「拓洋」

「海監51」が昭洋から約550メートルの距離にまで接近、「海藍51」による追跡は約30分間続いた



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海上保安庁

2月28日午後7時50分頃、沖縄県久米島の北西約140キロ沖合の日本の排他的経済水域(EEZ)で、海洋調査をしていた海保の測量船「昭洋」と「拓洋」が、中国国家海洋局所属の「海監66」から無線で調査の中止を要求されたと発表した。

東シナ海のEEZを巡っては、日本は日中の海岸から等距離の日中中間線をEEZの境界としているが、現場は、中間線から約140キロ日本寄りの海域という。

中国船は昭洋の約800メートルまで接近

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