28日午前8時35分ごろ、熊本県八代市坂本町の九州自動車道上り線・生名子(おいなご)トンネル内(片側2車線の直線)で、宮崎県のえびの駐屯地から熊本市の健軍駐屯地に向かっていたひばり野和彦2陸曹(44)が運転する二人乗っていた自衛隊トラックが「前方に落下物があったので車線変更した」として、走行車線から追い越し車線に進路変更しようとして、追い越し車線を直進してきたバスの左前部とぶつかり、バスの男性添乗員(39)は乗降口付近にいて、はさまれ約2時間後に死亡。消防によると、バスの男性運転手(64)と乗客約40人のうち十数人が重軽傷を負った。
バスを出した鹿児島県の交通会社によると、バスは鹿児島県いちき串木野市を出発し、佐賀県の嬉野温泉、祐徳稲荷神社を経由して長崎県に向かう日帰りツアーの途中だったという。消防によると、病院に搬送された乗客は16~85歳という。
【熊日】2012年01月28日
陸自車両とバス衝突、1人死亡 八代市の九州道
大型トラック(第24普通科連隊所属)=宮崎県小林市、鸙野[ひばりの]和彦2曹(44)
大型トラックが走行車線に落ちていた毛布を避けようと車線変更した際、トラック後部が追い越し車線を走行中の観光バスの前部とぶつかった。健軍駐屯地である訓練に参加するため、同日午前7時半ごろ、車両7台でえびの駐屯地を出発していた。
第24普通科連隊長の仲司1佐は「自衛隊車両が関係する重大事故が発生したことを心からおわび申し上げる。原因を究明し、再発防止に向けて指導を徹底したい」とコメントした。
0 件のコメント:
コメントを投稿