2011年10月11日火曜日

ペルシャ湾で米英が掃海訓練 掃海母艦 「うらが」など参加へ

【朝雲】

 海上自衛隊は10月15日から同30日まで、バーレーン周辺海域で行われる米英海軍共催の多国間掃海訓練に参加する。

 参加部隊は51掃海隊司令の河上康博1佐以下約180人と、掃海母艦「うらが」、掃海艦「つしま」の2隻。

ペルシャ湾での掃海部隊の活動は、1991年の湾岸戦争に伴う機雷等の除去で海自掃海部隊が派遣されて以来。
 掃海・潜水に関する技量の向上と参加各国との信頼醸成が目的で、2隻は9月8日に日本を出発、10月中旬にはバーレーン周辺海域に到着の予定。

 自衛隊にとって初の海外任務となった1991年のペルシャ湾機雷掃海では、掃海母艦1、掃海艇4、補給艦1の計6隻が寄港地で補給・整備を受けながら約1万6000キロを長駆。

同年6月5日から9月11日までの99日間にわたり、米国などの多国籍軍派遣部隊と協力して掃海作業を実施し、計34個の機雷を処分した。

 バーレーン周辺海域はペルシャ湾の産油国への重要ルートで、中東での原油の主要積み出し港であるラスタヌラ(サウジアラビア)など大型タンカーが接岸できる大規模な施設が多く、日本向けの原油の約8割がこの海域を通るという。

 同海域は平均水深約50メートル、最大でも約90メートルと浅いため、長年にわたり機雷封鎖が懸念されてきた。イラン・イラク戦争(1980~1988年)では、ペルシャ湾に多数の機雷が敷設され、民間船舶の航行を妨げたほか、航行中の米国やイランのタンカーが攻撃を受けた。

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