救助要請の中国船を発見、海保が救助へ 機関室浸水し航行不能
【産経】2011.7.25 18:51
中国の運輸当局から第3管区海上保安本部(横浜市)へ25日午前8時20分ごろ、「沖縄の東約500キロの海上で33人乗りの漁船が沈没しそうだ」と通報があった。
第5管区海上保安本部(神戸市)の管轄とみられたことから、同海保が現場海域を捜索したが発見できなかった。
その後、中国当局が「小笠原諸島の南鳥島の北約330キロ」と訂正して連絡してきた。
このため、3管が航空機で捜索したところ、同日午後2時45分ごろ、機関室が浸水して自力航行が不能となっている漁船を南鳥島北方310kmで発見した。
漁船は中国の水産会社が所有するイカ釣り漁船「LU RONG YU 2682」で、甲板上では救命胴衣を着た乗組員が助けを求めているという。
3管は巡視艇を現場海域に向かわせており、26日午後に到着次第、救助活動を行うという。
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