【中国英字紙チャイナ・デーリー】2011年12月03日
東南アジアの女性誘拐増加…中国の農村で売買
このほど、中国公安省当局者は、チャイナ・デーリーの取材に対し、ミャンマー、ラオス、ベトナムを中心とした東南アジア各国で女性をだまして誘拐し、中国の農村などで「花嫁」として売買する事件が増えていることを明らかにした。
当局者は保護された女性の全体的な数は明らかにしなかったが、中国の警察当局が7~9月に国境地帯で実施した集中取り締まりでは、南部の広西チワン族自治区で30件、雲南省で21件の事件を摘発し、ベトナムの女性計74人を保護した。
女性は20~30代の農村出身者が多く「中国の大都市で金持ちと結婚できる」などとだまされて中国に連れてこられ、1人2万~5万元(約25万~61万円)程度で売買されている。風俗店で違法に働かされる例も多いという。
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