9月04日に配信された新華社の記事は嘘記事
米海軍公式ウェブサイトでは、 USS Independence (LCS 2)は、フロリダ州に居る
ST. PETERSBURG, Fla. (Sept. 3, 2011) Visitors tour the flight deck of the littoral combat ship USS Independence (LCS 2). Independence is visiting the port of St. Petersburg for open public ship tours over the Labor Day weekend.
【北京晩報】2011年9月05日
南シナ海で中国と領有権を争うベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシアについて、軍事力と戦略を中心に競争力を評価した結果、ベトナムに最も高い点数を与えた。
ベトナムは今年6月、南シナ海上で大規模な実弾射撃演習を行ったほか、1979年の中越戦争以来32年ぶりの徴兵令を出すなど、南シナ海の紛争当事国でも最も積極的な動きを見せている。同紙はベトナムについて、海兵隊を中心に上陸作戦、防衛演習がしっかりと行われており、ベトナムが紛争地域を占領すれば、中国の反撃は容易ではないと分析した。
ベトナム海軍の兵力は4万‐5万人で、軍艦100隻余りはいずれも小型であり、ミサイルではなく大砲で武装しているものが多い。海軍兵力25万人に空母まで保有する中国の海軍力とは比較にならないほど劣勢だ。しかし、ベトナムは最近、ロシアから潜水艦を導入し、戦力を拡充している。南シナ海問題で米国など他国と共同戦線を張っていることも、ベトナムの戦略として目を引く。
一方、兵力が3万人余りのフィリピン、1万人余りのマレーシアは、全体的な戦力がベトナムに比べ劣ると評価された。
【朝鮮日報】 2011/09/05 10:31:29
南シナ海に米ステルス艦展開、中国高速艇に対応
米国がこのほど、就役から1年しかたっていない次世代の高速ステルス艦1隻を南シナ海に実戦配備したことが分かった。
中国の新華社電は4日、米タイムズの報道を引用し、米国の最新型高速ステルス艦「インディペンデンス」がシンガポールから香港に至る南シナ海の航路上に配備されたと伝えた。
中国、ベトナム、フィリピンなどが領有権を争う南シナ海に米国が最新型の戦闘艦を配備したのは、同海域での中国の独走をけん制する狙いとみられる。
■陸海空で立体的な作戦可能
インディペンデンスは昨年1月に就役した米国の新しいタイプの沿岸戦闘艦だ。武装ヘリ2機、無人ヘリ1機の計3機、装甲車3台を搭載している。
水深が浅い沿岸地域で陸海空にわたる全面的な作戦遂行が可能な能力を備える。ステルス機能を発揮するため、船体の外部をアルミニウム製とし、騒音を軽減する特殊エンジンシステムを採用した。1隻当たりの価格は4億4000万ドル(約339億円)だという。
米国がインディペンデンスを南シナ海に配備したのは、同海域で海軍力のバランスを保つ目的が大きい。
中国海軍のステルス高速艇に対応
インディペンデンスの配備は、中国が今年初め、南シナ海に投入した022型ミサイル高速艇に対応するためとみられる。同高速艇はやはりステルス機能を備えており、乗組員数12人と小型だが、数分間隔でミサイル8基を発射できる性能を備えている。10隻が編隊を組めば、80発のミサイルを撃ち、目標を焦土化することもできる。
中国は南シナ海を管轄する南海艦隊に同型高速艇を数十隻配備したとされる。中国と南シナ海をめぐり対立するベトナム、フィリピンが今年、米国と相次いで南シナ海周辺で合同軍事演習を実施したのも、中国のステルス高速艇配備に大きな脅威を感じたからとされる。
新華社の報道によれば、米専門家は「インディペンデンスは対潜作戦能力、機雷除去、偵察・監視、兵力投入などあらゆる面で、これまで明らかになっているどの中国艦船よりも優れている」とみているという。中国はインディペンデンスの配備にもかかわらず、2日にベトナムと領有権を争う西沙(パラセル)諸島に大型漁業指導船「漁政306」を派遣するなど、同海域での制海権確保に積極的に動いている。