2011年12月2日金曜日

谷亮子参院議員 ヘアメーク代5万2500円

2010年分の国会議員の政治資金収支報告書(総務省届け出分)

2011年11月30日公表

■松木謙公元農水政務官(無所属)の政治団体「けんこう冬日会」
 地盤に近いオホーツク海に生息する巻き貝の一種で流氷の天使とも呼ばれる「クリオネ」を飼育しており、09年に31万5000円、10年は27万4050円を事務所費で支出。


■谷亮子参院議員(民主)
 初登庁日にヘアメーク代5万2500円を党支部から宣伝広告費として支出

 交際費や組織対策費としてキャバクラや外国人クラブ代を計上していた議員も。

■岩本司農水副大臣(47・参議員福岡県)
 政治活動費で高級クラブやキャバクラなどを利用していた

 福岡で超高級テニスクラブを経営する父を持つボンボンとして育った。父が細川護煕元首相と懇意だったこともあり、日本新党職員になり、その後、国政を目指した。

 福岡時代の友人は「ベンツのオープンカーを乗り回していたのに、選挙に出ると突然、自転車にノボリを立てて走り出し、庶民派を演出した。知っている人間は『わざとらしい』と話していたが、民主党のブームに乗って、2001年の参院選でバッジを付けた」と話す。

 国会議員として突出した実績はない。東京・六本木や赤坂、福岡・中洲の繁華街視察も、同僚議員とではなく、後援者らと回るケースがほとんど。利用した店の中には、タレント、山口もえの元夫が経営していた六本木の違法キャバクラ「B」もあった。

 民主党議員は「あの政治資金収支報告書にはあきれた。恥ずかしくないのか。正直、野田首相が日本新党出身だから、副大臣になれたのだろう。飲み出すと何軒もハシゴしていたようだ。東日本大震災後でも、朝から酒臭かったことがある」と語る。

 岩本氏は「問題となった交際費を返却する」との文書を出したが、バッジを返却した方がいいのではないか。


岩本司農水副大臣(参院福岡)の資金管理団体「岩本つかさ後援会」が、キャバクラ20 件やゴルフプレー代など総額70万円以上を政治活動費として2010年の政治資金収支報告書に計上していたことが1日、分かった。

岩本氏は同日の会見で「支持者との懇談で行ったが、後援会活動と認識していた。今後は国民に誤解を与える所に行くのは控えたい」と話した。

 収支報告書によると、政治活動費の「交際費」64件のうち、約30件が福岡市・中洲や東京のナイトクラブやキャバクラ20 件の支払いだった。

■自民党の野村哲郎参院議員(鹿児島選挙区)の後援会「彩燿(さいよう)会」と同議員が代表を務める「自民党鹿児島県参院選挙区第5支部」も同年、食事代などの名目でキャバクラ20 件とスナック料金総額約37万円を政治活動費として計上していた。

 政治資金収支報告書によると、彩燿会は2-3月、鹿児島市と宮崎市で4回飲食し、計約9万円を支出。同支部も4月、鹿児島市で計約28万円を支払った。両団体の会計責任者によると、いずれも野村議員は参加せず、秘書と支援者が情報交換や接待で使ったという。

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