(読売新聞 - 08月27日 19:01)
【北京=関泰晴】中国紙・新京報は27日、5氏が争う民主党代表選を「五強鼎立(ていりつ)」と紹介し、海江田万里経済産業相、前原誠司前外相、野田佳彦財務相が有力と報じた。
海江田氏については「中国文化を愛し、対中関係に積極的」と好意的に伝える一方、前原氏と野田氏は「タカ派」「対中強硬派」と警戒感を示している。
同紙は、海江田氏に関し、「父親は台湾や中国に駐在した記者で、名前は『万里の長城』から取った」と紹介。「柔軟な性格で(中国の古典)司馬遷の『史記』を愛する」と好感を示した。
前原氏に対しては、昨年の中国漁船衝突事件の対応などを通じ、「向こう気が強く、柔軟性がない」と分析。「性格の弱点が政権を握る上で最大の障害となるかもしれない」とした。
野田氏についても「中国に強硬で靖国神社の参拝を堅持する」と警戒。
中国社会科学院の日本研究者は、「(前原氏か野田氏の)どちらかが首相になれば、中日関係に一定の圧力をもたらす」との見方を示した。
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